栂池自然園｜トレッキングレポート

栂池自然園 / 晴曇2017.09.24

栂池自然園が紅葉シーズンに入りました。定番のスポットとなるワタスゲ湿原入口にある休憩スペースでは、訪れたほぼ全ての人が足を止めて風景写真を撮っていました。前回取材時の9/19（火）に比べて見違えるように色付きが増し、奥へと進むにつれて自然と気分が上がりました。
[栂池自然園・ワタスゲ湿原]
気温は10℃と低かったですが、日差しのおかげで散策するのに非常に快適でした。湿原の開けた場所はもちろんのこと、生い茂る木々に囲まれた区間でも紅葉を楽しめました。オオカメノキ（写真）やナナカマドの赤やカエデの黄～オレンジが濃く、目を奪われることが多かったです。
[栂池自然園・楠川～浮島湿原]
ビジターセンターによると今朝の気温は2℃まで下がり、そのおかげで昨日よりも色付きが良くなった木もあったとのこと。見どころの多かった浮島湿原では、池塘に映り込むナナカマドの赤が特に美しく、何度もシャッターを押してしまいました。
[栂池自然園・浮島湿原]
色づき具合は全体で7割ほどで、来週末にかけてはさらに見応えのある紅葉風景が期待できます。雲があがるスピードが速く、9時頃になると北アルプスの稜線が隠れはじめ、陽射しが遮られることが多くなりました。
[栂池自然園・浮島湿原]
「栂池自然園紅葉まつり」（9/23～10/1）開催期間の週末とあって沢山の来園者が集まる中、栂池ヒュッテ前では11時からキノコ汁の振る舞いがありました。キノコ汁には平茸、なめこ、アミ茸、なら茸、しめじと5種類の新鮮なキノコに加え山菜も。その後に甘酒（アルコール分なし）も振る舞われました。
[栂池ヒュッテ前]