白馬大池 / 晴曇2021.08.31
強い西風吹く天狗原から白馬乗鞍岳東斜面の樹林帯(写真)に入ると一気に穏やかになり、木漏れ日がキラキラと射し込んで非常に快適でした。樹林帯に入ってすぐの川の中の岩を渡る区間では、岩から岩へ飛び移りながら、ちょっとした冒険気分を味わいました。
[白馬大池への登山道・白馬乗鞍岳東斜面]
大きな岩が連なる急登区間へ差し掛かると再び強風が吹き付けて来ました。登山ルート沿いの残雪を踏む区間は白馬乗鞍岳の山頂手前に10mほど(写真)。「まだ雪が残っているね!」と言いながら登る子供の様子が印象に残りました。
[白馬大池への登山道・白馬乗鞍岳東斜面]
8時40分頃に登山口を出発してから2時間10分で白馬乗鞍岳に登頂し、その数分後に白馬大池を望めるところにやって来ました(写真)。ハイマツに覆われた山頂一帯では一層強い風が…。小蓮華山には雲が掛かっていましたが、頭上にはまだ青空が広がっていました。
[白馬乗鞍岳山頂~白馬大池]
11時20分に白馬大池山荘に到着。白馬大池には強風により畔に”バシャバシャ”と聞こえるほどの大きな波が立っていました(写真)。昼食を食べ始めてまもなく急速に西から張り出す雲が頭上を覆い、小さな雨粒が打ち付けるようになり、18℃だった気温が一気に14℃まで下がりました。突然の雨に周囲の登山者は急いで下山し始めました。
[白馬大池]
[白馬大池]
*所在地 … 長野県北安曇郡小谷村
*登山口 … 栂池自然園
*下山 … 栂池自然園
※入山の際には必ず入山届けを管轄の警察へ提出し、経験のない方は必ずガイドと同行ください。初心者のみの入山は絶対にしないで下さい。
※装備 … バックパック、雨具、ジャケット、タオル、着替え、ザックカバー、食糧、持病薬、手袋、サングラス、日焼け止め、携帯電話、トレッキングポール等