白馬大池 / 晴2021.07.18
白馬乗鞍岳山頂のケルンを過ぎて3分も歩けば白馬大池(写真)が見えて来ます。梅雨が明けたとはいえ東京都で4度目となる緊急事態宣言が出されて最初の週末とあって人出が読めませんでしたが、白馬大池周辺はコロナ禍を忘れる賑わいでした。特に白馬岳方面から縦走して来た人が多かったです。
[白馬大池]
標高2,204mの天狗原で終盤だったチングルマは、白馬大池周辺で見頃でした。ハクサンコザクラやハクサンイチゲ(写真)、ナナカマドも花盛り。また、花から花へと高山蝶のアサギマダラがヒラヒラと飛び交っていました。
[白馬大池]
小蓮華山に向かう登山道の途中にある雷鳥坂(写真)まで足を伸ばしました。登山道脇の砂礫地にはコマクサが数多く咲き(!)、わずかながらチシマギキョウも見られました。11時半頃に西側の谷から湧き上がって来た雲が後立山連峰を超えて張り出して来たため、夕立の可能性を考えて引き返しました。
[小蓮華山への登山道・雷鳥坂]
白馬乗鞍岳と白馬大池山荘の間には1ヵ所だけ雪を踏む区間が残っています。すれ違いができない中、長野県夏山常駐パトロール隊の隊員さん(写真右)が登山者の交通整理を行っていました。尚、白馬大池山荘 は今季も宿泊、テント泊ともに完全予約制で営業しています。
[白馬大池]
[白馬大池]
*所在地 … 長野県北安曇郡小谷村
*登山口 … 栂池自然園
*下山 … 栂池自然園
※入山の際には必ず入山届けを管轄の警察へ提出し、経験のない方は必ずガイドと同行ください。初心者のみの入山は絶対にしないで下さい。
※装備 … バックパック、雨具、ダウンジャケット、タオル、着替え、ザックカバー、食糧、持病薬、手袋、サングラス、日焼け止め、携帯電話、軽アイゼン、ゲイター等