唐松岳/ 晴2018.10.27
丸山ケルンを超えてからは登山道にガスがかからず、大パノラマを終始楽しめました。風がほとんどなくなって登る最中は暑いくらいになり、近くでは上着を1枚脱ぐ人や腕まくりする人が見られました。
[唐松岳への登山道・丸山ケルン~唐松岳頂上山荘]
振り返れば一面に雲海が広がり、北側には間近に白馬三山と雲海が織りなす素晴らしい山岳風景(写真)を望めました。唐松岳頂上山荘手前の本来のルートは今日も通れず。2018年のグリーン季は結局直登ルート(尾根道ルート)だけの通行で終わりそうです。
[唐松岳への登山道・丸山ケルン~唐松岳頂上山荘]
唐松岳頂上山荘に出ると、正面には雪で白くなった立山連峰(写真)が。昨年同日と比べ立山連峰も後立山連峰も白の範囲が狭いものの、初冬ならではの色合いに気分が高まりました。また、遠くは槍ヶ岳や富士山まで望むことができました。
[唐松岳頂上山荘]
唐松岳頂上山荘(※2018年は10/13(土)宿泊分で終了)~唐松岳山頂の区間は登山者が多く、言葉を交わす回数が増えました。大多数の方が日帰りでしたが、中には「テントを立てて1泊します。」という方もいらっしゃいました。
[唐松岳頂上山荘~唐松岳山頂]
ごくわずかながら後立山連峰に10/20(土)にあった3度目の冠雪が約1週間経った今日まで残っており、それに触れることができました。人が入れ代わり立つ唐松岳山頂からは富山湾や能登半島も望め、「来て良かった。」「これは凄いね。」といった感嘆の声が聞かれました。
[唐松岳頂上山荘~唐松岳山頂]
[唐松岳]
*所在地 … 長野県北安曇郡白馬村、富山県下新川郡宇奈月町
*登山口 … 八方池山荘
*下山 … 八方池山荘
※入山の際には必ず入山届けを管轄の警察へ提出し、経験のない方は必ずガイドと同行ください。初心者のみの入山は絶対にしないで下さい。
※装備 … バックパック、雨具、ダウンジャケット、タオル、着替え、ザックカバー、食糧、持病薬、手袋、サングラス、日焼け止め、携帯電話、軽アイゼン、ゲイター等