唐松岳/ 晴曇2018.07.13
今季2回目の唐松岳(2,696m)への日帰り登山。空には常に雲が多く、太陽にかかる薄雲により光冠が見られる時もありました。標高を上げるにつれて風が強まったため、体力の消耗に特に気を遣いながら山頂を目指しました。
[唐松岳への登山道・丸山ケルン付近]
6/17(日)の取材時から約1ヶ月の間に、丸山ケルン~唐松岳頂上山荘の区間の残雪はほぼ融けて、登山道ではアイゼンの出番は一度もありませんでした。ただし、大小様々な石が転がっていたため気は抜けませんでした。
[唐松岳への登山道・丸山ケルン~唐松岳頂上山荘]
唐松岳頂上山荘手前の夏道は一部でガケ崩れが起きていたため封鎖されていました。従って、ルートは前回も通った急な岩場(※写真2枚目参照)。足元から広がる高度感のある景色には強風により流されてきたガスがかかったりとけたりを繰り返していました。
[唐松岳への登山道・丸山ケルン~唐松岳頂上山荘]
11時50分に唐松岳頂上山荘に着くと、山荘周辺は食事や休憩を取る人で賑わっていました。ここで荷物をデポして身軽になってから山頂に向かう人や、テント場で早々にテントの準備をする人もいました。
[唐松岳頂上山荘]
山荘を出発して10分ほどで唐松岳山頂に登頂しました。着いてすぐは雲に包まれ四方は真っ白でしたが、数分のうちに視界が開けて頭上には真っ青な空と稜線に雲をまとった3,000m級の峰々を望めました。山頂に居合わせた人の多くは一瞬のチャンスを狙ってカメラのシャッターを切っていました。
[唐松岳山頂]
[唐松岳]
*所在地 … 長野県北安曇郡白馬村、富山県下新川郡宇奈月町
*登山口 … 八方池山荘
*下山 … 八方池山荘
※入山の際には必ず入山届けを管轄の警察へ提出し、経験のない方は必ずガイドと同行ください。初心者のみの入山は絶対にしないで下さい。
※装備 … バックパック、雨具、ダウンジャケット、タオル、着替え、ザックカバー、食糧、持病薬、手袋、サングラス、日焼け止め、携帯電話、軽アイゼン、ゲイター等