白馬大池 / 曇晴2017.09.15
天狗原までは曇天でしたが、白馬乗鞍岳東斜面の中盤から雲上へと抜けました。日が射すと緑の中に紅葉し始めたナナカマドがよく映えていました。さて、この急な岩場を登り切れば白馬乗鞍岳山頂です。
[白馬大池への登山道・白馬乗鞍岳東斜面]
白馬乗鞍岳山頂から緩い下り坂を10分ほど歩くと、眼前に白馬大池が見えてきます。草紅葉が進んだ池の周囲は黄色味を帯びて、冬の残雪、ハイマツの緑とともに今の時期ならではの景色を作り出していました。
[白馬大池]
湖畔沿いの山道では風が心地よく感じられ、それにより水面は少し波立っていました。11時頃から下山中の登山者とよくすれ違うようになり、「きれいだね。」「来てよかったぁ!」といった声も。スケールの大きな白馬大池を横目に、白馬乗鞍岳山頂から約30分で白馬大池山荘に到着しました。
[白馬大池]
白馬大池山荘の周囲ではヤマハハコが見頃。真っ白で幾何学的な花をつけており、まだしばらく楽しめると思いました。また、白馬大池北側の斜面ではイワツメグサが可愛らしい花を咲かせていました。
[白馬大池周辺]
白馬大池山荘のテント場には今日新たに設営されたと思しきテントがいくつも張られ、休憩をとる登山者が。白馬岳へ続く斜面でも草紅葉が進んでおり、稜線はすっかり秋の風景です。ちなみに、白馬大池山荘の営業は10/9(月祝)までとなっています。
[白馬大池山荘周辺]
[白馬大池]
*所在地 … 長野県北安曇郡小谷村
*登山口 … 栂池自然園
*下山 … 栂池自然園
※入山の際には必ず入山届けを管轄の警察へ提出し、経験のない方は必ずガイドと同行ください。初心者のみの入山は絶対にしないで下さい。
※装備 … バックパック、雨具、ダウンジャケット、タオル、着替え、ザックカバー、食糧、持病薬、手袋、サングラス、日焼け止め、携帯電話、軽アイゼン、ゲイター等