白馬大池 / 晴2017.06.22
白馬大池(2,379m)が解氷の時を迎えました。白馬乗鞍岳(2,469m)の山頂付近には風がありましたが、強い日差しのおかげで登山中は半袖シャツで十分。ケルンから緩い下りの岩場を進んでいくとハイマツの緑の奥にまだ大半が白に包まれた白馬大池が現れました。
[白馬大池]
6/22(木)現在、解氷が始まっているのは南側(写真奥)と北側の岸辺(写真手前)です。白馬大池山荘に向かって歩いていくとまず写真の水面が目に飛び込んできます。レポーターは美しいエメラルドグリーンにしばしシャッターを切り続けました。
[白馬大池]
白馬大池山荘近くではさらに解氷が進んでおり、完全に氷の解けたところでは色が濃くなっていました。山荘のスタッフさんによると前日の雨と風で一気に水面の面積が広がったとのこと。尚、白馬大池北側の登山道は一部が雪に埋もれていました。
[白馬大池]
白馬大池山荘では宿泊客用の布団を干したり、除雪作業をしたりと大忙し。今季の営業は7/8(土)~10/9(月祝)の予定です。白馬大池の解氷は進んでいますが、山荘の周りにはまだまだ雪が残っていました。
[白馬大池山荘]
一方、白馬乗鞍岳山頂付近に残雪はほとんどありませんでした。さて、今回のコースタイムは栂池自然園~天狗原間で約1時間、天狗原~白馬乗鞍岳山頂間で約1時間、白馬乗鞍岳山頂~白馬大池山荘間で40分の計約2時間40分でした。ルート上には未だ雪が多く残っているので、アイゼン等の冬山装備が必要です。
[白馬乗鞍岳山頂]
[唐松岳]
*所在地 … 長野県北安曇郡小谷村
*登山口 … 栂池自然園
*下山 … 栂池自然園
※入山の際には必ず入山届けを管轄の警察へ提出し、経験のない方は必ずガイドと同行ください。初心者のみの入山は絶対にしないで下さい。
※装備 … バックパック、雨具、ダウンジャケット、タオル、着替え、ザックカバー、食糧、持病薬、手袋、サングラス、日焼け止め、携帯電話、軽アイゼン、ゲイター等