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唐松岳/ 晴2016.10.10

16100701_karamatsu今季2度目の唐松岳登山。第2ケルンまでは濃いガスに包まれましたが、それ以上の標高では一転して視界が開け、見事な雲海を望めました。特に五竜岳と雲海が日が昇るにつれて刻々と表情を変える様子が印象的。日差しは強く、日焼け止めやサングラスが重宝しました。
[唐松岳登山道]
16100702_karamatsuその後雲海は徐々に薄くなりつつも続き、8時現在の丸山ケルンからの眺望も素晴らしかったです。時々強く吹く風は初冬を感じさせる冷たさで、一度は脱いだウィンドブレーカーを小休止の時に着直すほどでした。ただし登っている最中は身体が温まり、ベースレイヤー+ミドルレイヤーで大丈夫でした。
[唐松岳登山道・丸山ケルン]
16100703_karamatsu唐松岳頂上山荘の玄関前には氷が張っていました。10月上旬ともなると、稜線では雪がいつ降ってもおかしくありません。登山者がちらほらと見られるようになり、不帰ノ嶮を超えてきた方、五竜岳方面へ向かう方、朝起き抜けに空身で唐松岳山頂まで行く方と様々でしたが、爽やかな空のもと出会う誰もが晴れやかな表情でした。
[唐松岳登山道・唐松岳頂上山荘]
16100704_karamatsu唐松岳頂上山荘からは立山方面が見え始め、唐松岳山頂(標高2,699m)に着くと360度のパノラマが楽しめました。剱岳(2,999m)はもちろん槍ヶ岳(3,180m)や八ヶ岳方面も。強い風が吹いていたものの絶景を前にすればまったく気になりませんでした。
[唐松岳登山道]
16100705_karamatsu雲海がとけてくると唐松沢の様子が伺えました。雪の量が減ったことで雪渓は深く沈み、その険しい姿を確認できました。今冬もこの沢は大量のパウダースノーで埋め尽くされ、多くのバックカントリースキーヤーが訪れることでしょう。滑れる日が待ち遠しいです。
[唐松岳登山道]

 

[唐松岳]
*所在地 … 長野県北安曇郡白馬村、富山県下新川郡宇奈月町
*登山口 … 八方池山荘
*下山 … 八方池山荘
※入山の際には必ず入山届けを管轄の警察へ提出し、経験のない方は必ずガイドと同行ください。初心者のみの入山は絶対にしないで下さい。
※装備 … バックパック、雨具、ダウンジャケット、タオル、着替え、ザックカバー、食糧、持病薬、手袋、サングラス、日焼け止め、携帯電話等

 

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 reported by Snownavi