白馬山麓の紅葉(まとめ)/ 晴2020.10.23
今年は白馬山麓の北と南で紅葉の仕上がりに差がつきました。北の栂池エリアではナナカマドが今一つの発色となり白馬乗鞍岳の東斜面ではほとんどが赤くも染まらず、また、ダケカンバの落葉が早かったです。一方、八方池周辺(写真)や小遠見トレッキングコースでは例年並みの色づきを楽しめました(※2020/10/2撮影)。
[八方尾根自然研究路・八方池]
特に五竜では小遠見山付近で始まった9/28(月)頃から高山植物園での10/18(日)頃までの3週間に渡り、標高を変えながら、見頃前半はフレッシュな彩りを見頃後半(写真)は深みのある趣を満喫できました。尚、栂池自然園も最奥のヤセ尾根はサラサドウダンとカエデを中心に豊かな色彩に包まれました(2020/10/16撮影)。
[白馬五竜高山植物園]
紅葉の進み方はさらに南に位置する立山黒部アルペンルートや高瀬渓谷を含めて昨年とほぼ同じ。10/21(水)頃に見頃を迎えた高瀬渓谷は葉の痛みが特に少なくて際立った美しさでした(写真)。今後標高を下げながら11月上旬まで楽しめます(2020/10/21撮影)。
[高瀬ダム]
標高約1,200mにある北尾根高原の紅葉はこれからが本番です。昨年に続いて今年もよい仕上がりを見せており、後立山連峰の稜線に雪が積もった時の山腹の紅葉、麓の緑と合わせての三段紅葉が見もの。同じ標高の岩岳山頂も同様で、今季は11/8(日)まで営業の予定です(2020/10/21撮影)。
[北尾根高原]