白馬山麓の紅葉(予告) / 晴2020.09.25
白馬の紅葉シーズンは9月下旬~11月上旬ですが、今年は9月4連休が曇りがちだった上にその後も曇り~雨の日が続いて、現在まだ”紅葉期到来感”はありません(※栂池自然園で9/24(木)現在、色づき3~4割)。一昨年より紅葉が4~7日遅く進んだ昨年の小遠見山トレッキングコースでは10月上旬にかけてサラサドウダンやナナカマド、ミネカエデを中心に安定した色づきを楽しめました(※2019/10/10撮影)。
[小遠見山トレッキングコース]
一方、昨年の栂池自然園と八方尾根自然研究路ではナナカマドを始めとする赤色の仕上がりが今一つで、カエデとダケカンバの黄色が目立ちました。数年に一度の素晴らしい紅葉が楽しめた2017年の再来を期待したいところです(※2019/9/27撮影)。
[栂池自然園・浮島湿原]
2019年10月10日に快晴に恵まれた立山黒部アルペンルートでは、タンボ平と黒部平でちょうど紅葉のピークでした。紅葉は日に日に山を下るため、岩岳と北尾根では紅葉が10月中旬に本格化し、10月末にかけて「山の稜線の雪の白、中腹の赤色や黄色、裾野の緑色」が織りなす三段紅葉も望めました(※2019/10/10撮影)。
[立山黒部アルペンルート・黒部平]
昨年は白馬エリアの南の方が、また、遅いタイミングにピークを迎えた標高900~1,200mにある岩岳、北尾根、高瀬渓谷(写真)の方が、日照時間の関係か色づきがきれいでした。さて、次の晴天日には真っ先に今年の紅葉の状況についてお伝えできればと思います(※2019/10/28撮影)。
[高瀬渓谷・高瀬ダム]
reported by Snownavi