善光寺（お盆縁日） / 曇｜トレッキングレポート

善光寺（お盆縁日） / 曇2017.08.15

8月14日（月）、15日（火）の2日間にわたり、善光寺（長野市）にて「善光寺お盆縁日」が開催されました。大盆踊り会、精霊会と閻魔大王特別参拝、そして今回はお盆縁日として初めて「夜間山門特別拝観」も。涼しい風が吹く中、お昼の参拝者と入れ替わるようにして多くの人が本堂前へと向かって行きました。
[善光寺・山門]
本堂前に建てられた大きなやぐらで17時から大盆踊り会（子供の部）が始まりました。盆踊りの曲とともに太鼓の音が響き、駒返り橋通り・御幸坂通りには夜店が並び、あちこちで浴衣姿が見られ、境内はお祭りの雰囲気に包まれました。
[善光寺・本堂前]
本堂では外陣が開放され、17時半～20時45分の間、閻魔大王特別参拝が行われました（※19時、20時にそれぞれ僧侶による法話あり）。尚、信州ディスティネーションキャンペーンに併せて、7～9月の毎週土曜日にも21時まで外陣が開放され、”おびんずるさん”を撫でることができます。
[善光寺・本堂前]
18時半からは精霊会（しょうりょうえ）が。蓮のかんむりをつけた稚児たち（蓮の童子）が行列を作ってやぐらへと進んで囲み、美しい蓮の花の精となって、おごそかに行われました。精霊会ではお盆の期間に帰ってきたご先祖様の供養と、子供たちの健全育成が祈願されます。
[善光寺・本堂前]
あたりが暗くなった19時から大盆踊り会（大人の部）が始まりました。奥に見える山門については、1750年の建立以降、立ち入ることができなかった15mほどの高さにある外側回廊に今年は7/22日（土）～9/30（土）の期間、入ることができます。今回の夜間山門特別拝観では16時までのところを20時半まで一般開放され、北側に回るとライトアップされた本堂や、盆踊りの様子を眼下に見ることができました。
[善光寺・本堂前]