白馬大池 / 晴2017.08.10
今回の観光レポは北アルプスの稜線の様子をお伝えします。青空のもと白馬大池周辺は爽やかな空気に包まれていました。10/9(月祝)まで営業中の白馬大池山荘周辺には、10時現在、数多くの登山客の姿が。まだ残雪が見られるものの草木が日光に照らされて夏らしい緑色が一面に広がっていました。
[白馬大池山荘]
テント場にはいくつかテントも張られていました。白馬大池は標高2,380mに位置しており、夜には星空が間近で見られます。白馬大池山荘にはトイレや売店、食堂があり、水の補給も無料で行えるのでテント泊もおすすめです(天幕料1人1,000円、トイレ使用料込)。
[小蓮華山への登山道]
明日8/11(金祝)から「山の日」を皮切りにお盆休みがスタートすることもあって、小蓮華山、白馬岳方面へ向かう登山客も多かったです。白馬大池から10分ほど登ると視界が開け、小蓮華山山頂(2,766m)が見えました。右手には鉢ヶ岳(2,563m)や雪倉岳(2,611m)をはじめとする峰々も望めました。
[小蓮華山への登山道]
登山道を歩いていると、足元に高山植物の女王、コマクサが咲いていました。ハクサンイチゲ、ヒオウギアヤメ、ミヤマアキノキリンソウ、ウサギギク、チシマギキョウ、チングルマ等も見られ、稜線付近は今が花盛りと言えます。
[小蓮華山への登山道]
白馬大池ではやや風があったものの、青空と小蓮華山を映し込む美しい景色に魅了されました。白馬大池までのコースタイムは栂池ロープウェイ山頂駅から登り約2時間20分、下り約1時間です。夏の暑さを忘れられる山上へ出かけてみてはいかがでしょうか。
[白馬大池]
[白馬大池]
*所在地 … 長野県北安曇郡小谷村
*登山口 … 栂池自然園
*下山 … 栂池自然園
※入山の際には必ず入山届けを管轄の警察へ提出し、経験のない方は必ずガイドと同行ください。初心者のみの入山は絶対にしないで下さい。
※装備 … バックパック、雨具、ダウンジャケット、タオル、着替え、ザックカバー、食糧、持病薬、手袋、サングラス、日焼け止め、携帯電話、軽アイゼン、ゲイター等