黒部ダム / 晴｜トレッキングレポート

黒部ダム / 晴2017.06.26

黒部ダムの観光放水が6/26（月）から始まりました。関電トロリーバスを降りて展望台やえん堤、野外階段に出ると、国内一の高さ186mを誇る巨大なダムを中心に大パノラマが広がりました。新緑と初夏らしい爽やかな空気に包まれつつ散策を楽しみました。
[黒部ダム]
2016年6月に新展望広場下に新設されたレインボーテラスでは、虹を間近に見ることが出来ました。放水から沸き立つミストを浴びると爽快感が増し、実に心地良かったです。野外階段は平日ながら10時前には国内外からの観光客で列ができるほど賑わいました。
[黒部ダム・レインボーテラス]
長さが492mある堰堤からは黒部湖の向こうに雪の白さを残す赤牛岳が望めました。北側に回ると目線の先には白馬岳、下を覗き込めば毎秒10立方メートル以上の放水と、スケールの大きな景観にただただ圧倒されるばかり。尚、観光放水は10/15（日）まで毎日行われます。
[黒部ダム]
黒部ダム周辺ではトレッキングも楽しめます。えん堤を渡ってケーブルカー黒部湖駅のあるトンネルから黒部湖の西側に出ると、ブナの原生林へと続く湖畔遊歩道が整備されています。序盤にあるカンパ谷の吊り橋では湖から吹き上げる風が気持ちよく、日差しが強くなっても暑さを感じることはありませんでした。
[黒部ダム・カンパ谷の吊り橋]
黒部湖では遊覧船ガルベが6/1（木）～11/10（金）に運航中。西側を立山連峰、東側をスバリ岳や針ノ木岳に囲まれた最高標位1,448ｍの湖で贅沢な30分間を過ごせました。涼しげな水しぶきや風を楽しめるガルベは特に夏季に乗りたいものです。
[黒部ダム・遊覧船ガルベ]