白馬山麓の紅葉(予告) / 晴2016.09.28
例年より少し早く紅葉シーズンに入りました。白馬山麓で最初にピークを迎えるのは標高1,850m~2,010mに位置する栂池自然園です。「紅葉まつり」の開催期間である9/24(土)~10/2(日)に合わせるようにワタスゲ湿原(写真)や浮島湿原から見応えのある風景が広がり、これからのさらなる深まりに期待が持てました(※2016/9/25撮影)。
[栂池自然園・ワタスゲ湿原]
昨年の紅葉の進行は早く、9月末~10月初旬が最高潮でした。今年は秋雨前線の停滞によりここまで日中の日照時間が短かったり9/25(日)以降に朝晩の冷え込みが緩んだりと心配される要因がありますが、逆に長く紅葉が保たれる可能性もあります(※2015/10/3撮影)。
[栂池自然園・楠川~浮島湿原]
八方尾根自然研究路(標高1,680m~2,060m)の紅葉のピークは10月初旬~10月3連休と予想。尾根伝いに開かれたルートであるため、八方池周辺や下の樺、鎌池湿原のほか、北アルプスから流れ落ちる斜面のグラデーションがきれいです。尚、10/1(土)、10/2(日)には「親子で山へ登ろう!子供無料キャンペーン」が行われます(※2015/10/3撮影)。
[八方尾根自然研究路・八方池]
五竜は高山植物園から小遠見山トレッキングコースにかけてがエリア(標高1,500m~2,007m)となるため、10月中旬まで長い期間に渡り紅葉狩りを楽しめます。また、アルプス平自然遊歩道にはカエデが多いのが特徴。10/8(土)・10/9(日)には11時から五竜鍋(きのこ)が振る舞われます(※2015/10/7撮影)。
[アルプス平自然遊歩道]
立山黒部アルペンルート(標高1,470m~2,450m)は現在、室堂、弥陀ヶ原が見頃。これからタンボ平(写真)や黒部ダムの紅葉がピークを迎えます。また、岩岳(標高1,280m前後)は10/1(土)から11/6(日)にかけて再オープンし、運が良ければ”稜線の新雪の白、中腹の紅葉、麓の緑”が織りなす北アルプスの三段紅葉が望めます。大町市の紅葉の名所、高瀬渓谷は10月中旬~下旬がピークと予想されます(※2015/10/3撮影)。
[立山黒部アルペンルート・タンボ平]