白馬五竜高山植物園 / 曇晴2019.10.24
紅葉の下端がとおみゲレンデ上部周辺(標高約1,000m)まで下りてきました。五竜テレキャビン運行開始前は低層に雲が多く陰りがちでしたが、日が差した瞬間(写真)は黄色や橙色に染まる山肌が一層鮮やかに見えました。
[とおみゲレンデ]
富士山(3,776m)に初冠雪が確認された10/22(火)には五竜岳や白馬三山、鹿島槍ヶ岳といった後立山連峰の稜線(標高2,800m付近)にも雪が降り積りました。一夜明けて9時頃の地蔵ケルン(標高1,676m)からは、白くなった稜線と中腹の紅葉、麓の針葉樹の緑からなる「三段紅葉」を望めました。
[アルプス平自然遊歩道]
白馬五竜高山植物園(標高1,515m)の紅葉はピークを過ぎたとはいえまだまだきれいで、小休止を取ってあたりを見渡すたびに感嘆の声が漏れました。地蔵ケルンと地蔵の沼周辺の紅葉は終盤。ミズナラやクヌギ等の枯れた色が目立ちました。
[アルプス平自然遊歩道]
北東からの弱い風がありましたが気温は高めで寒さは感じませんでした。白馬 ホテル オークフォレスト のスタッフ(写真左)さんが「Snownaviさん、いつもお世話になってます!今日は初めて小遠見山トレッキングに行ってきます。」とお話くださいました。
[アルプス平自然遊歩道]
五竜テレキャビンと白馬五竜高山植物園の営業は残すところあと3日。冬に向けて高い位置に付け替えられたアルプス展望リフトの架線から、点検作業の音が聞こえていました。色づきは昨年より5~7日遅く進んでおり、例年なら”紅葉の最終局面”であるはずの五竜テレキャビン沿いは、きれいなまま最終日を迎えそうです。
[五竜テレキャビン]
[白馬五竜高山植物園 オープン内容]
*営業期間 … 2019/6/15(土)~10/27(日)
*営業時間 … 8:15~16:30
*料金 … 五竜テレキャビン往復/大人1,800円、小人900円 →割引クーポンで大人1,700円、小人850円!
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*当トレッキングレポートは天候や状況を見つつ週1~2回の更新となります。