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白馬五竜高山植物園 / 晴曇2018.06.19

18061901_goryu北アルプスの稜線は夏らしい”モコモコ”とした雲の中でしたが、東方にはきれいな青空が広がりました。新緑が美しいアルプス平自然遊歩道では弱い風が吹き、とても爽やか。地蔵の沼付近のミズバショウはピークをやや過ぎていました。
[アルプス平自然遊歩道・地蔵の沼付近]
18061902_goryu一方、サラドウダンとハルリンドウ、ワタスゲが引き続き見頃で、ニッコウキスゲは花数を増やし、ハッポウウスユキソウが咲き始めでした。また、ウラジロヨウラク(写真)と大ぶりなコバイケイソウの生き生きと咲く様子も見られました。
[アルプス平自然遊歩道]
18061903_goryu植物園の中腹では高山植物の代表格の一つ、チングルマがピークを迎え、小さな花が風に揺られて可愛いらしかったです。ロックガーデン上部のウルップソウとハクサンイチゲはピーク過ぎ。コマクサが花数を増やし、白花も見られました。他にイワヒゲやイワベンケイ、ミヤマアズマギクが咲き始めでした。
[白馬五竜高山植物園]
18061904_goryu西から雲がかかった来て、10時頃から陽射しが遮られることが多くなりました。ロックガーデンのスイスアルプス・ヒマラヤエリアでは、花の形が独特なヒマラヤユキノシタと濃い青色が特徴的なリンドウ科のゲンチアナ・ディナリカが目立ちました。
[白馬五竜高山植物園]
18061905_goryuロックガーデン東側の林の中に入ってみると、ギンリョウソウが。腐生植物として有名な花でその見た目から別名ユウレイタケ(幽霊茸)と呼ばれています。ALPS360 前ではクロユリとシナノキンバイが咲き始め、シラネアオイ、ミヤマオダマキ、中国産のアツモリソウが見頃でした。
[白馬五竜高山植物園]

  

[白馬五竜高山植物園 オープン内容]
*営業期間 … 2018/6/16(土)~10/28(日)
*営業時間 … 8:15~16:30(※7/14以降早朝営業あり)
*料金 … 五竜テレキャビン/大人往復1,800円、小人往復900円
     →ネットクーポンで大人1,700円、小人850円!

 

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