白馬五竜高山植物園 / 曇2017.07.22
すっきりしない空模様ながら、雲の切れ間から青空が見えたり薄日が差し込んだりしていました。展望リフトを降りて地蔵ケルンへと登る途中にはポツポツとコオニユリ（写真）が。また、ナメルギボウシがシーズンを迎え、白い花と淡い紫色の蕾であたりはいっぱいでした。
[アルプス平自然遊歩道]
高山植物園上部から地蔵の沼周辺にかけてはニッコウキスゲが引き続き見頃。朝方に開花して夕方にしぼんでしまう”一日花”ですが、まだもうしばらくの間、楽しめそうです。また、地蔵の沼近くでは丸い果穂がかわいらしいワタスゲも見られました。
[アルプス平自然遊歩道]
9時頃から来園者が増え始め、リフトを利用する人や花を愛でつつ登る人をよく目にするようになりました。中でも、コマクサが群生するエリアでは来園者の足がゆっくりになりました。小さな水路の水音が涼を感じさせてくれる外国産の花のエリア脇では、ヒオウギアヤメ（写真）が見頃でした。
[白馬五竜高山植物園]
ロックガーデンを散策していると大ぶりの花や色の濃い花に目が行きがちですが、小さく可憐な花も花盛りです。ブルーベリーの近縁種であるクロマメノキもその1つ。秋口に濃い紫色の丸い実がなります。
[白馬五竜高山植物園]
外国産の植物では、不思議な形のプリムラ・ビアリー（写真）をはじめ、ノモカリス・フォレスエィ、ヒマラヤトラノオ、イリス・ブレアナ、エーデルワイスなどが見頃。花の色がはっきりしていて個性的なので、ついついカメラを向ける時間が長くなってしまいました。
[白馬五竜高山植物園]
[白馬五竜高山植物園 オープン内容]
＊営業期間 … 2017/6/17（土）～10/29（日）
＊営業時間 … 7:30～16:30（※7/15～8/5の土曜と7/16は7:00～、7/17～8/10の平日・日曜は7:30～）
＊料金 … 五竜テレキャビン／大人往復1,800円、小人往復900円
→ネットクーポンで大人1,700円、小人850円！
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＊当トレッキングレポートは天候や状況を見つつ週1～2回の更新となります。
