唐松岳(vol.2) / 晴2016.08.16
唐松岳山頂(標高2,699m)に着くと、360度の大パノラマが楽しめました。剱岳(2,999m)や木曽駒ケ岳(2,956m)方面の稜線には雲がかかっていましたが、五竜岳(2,814m)は鮮明に望めました。
[唐松岳山頂]
北方には荒々しい岩肌が目立つ不帰ノ嶮が立ちはだかり、時々雲がとけてその奥の天狗ノ頭や白馬鑓ヶ岳のルートの様子も分かりました。それらを目の当たりにし、また、「白馬岳からやってきた。」という”強者”に出会ったことで、しばらくぶりに後立山連峰縦走への思いが高まりました。
[唐松岳山頂]
11時、山頂は昼食をとる人でいっぱいに。丁度その頃、眼下にあった雲が上昇し空を覆い始めました。下っている間、山荘の方に目をやるとテント場にいくつもテントが張られていました。
[唐松岳登山道]
丸山ケルンより上部ではトウヤクリンドウ(写真)やチシマギキョウ、ミヤマリンドウ、ヤマハハコといった高山植物が見られました。八方池山荘~唐松岳山頂間の登りのコースタイムは合計で約3時間30分(丸山ケルン~唐松岳頂上山荘間は約40分、唐松岳頂上山荘~唐松岳山頂は約20分)でした。帰りは同じルートを下り、休憩を入れて約2時間(唐松岳山頂~八方池間は約1時間30分、八方池~八方池山荘は約20分)でグラートクワッド乗り場に到着しました。
[唐松岳頂上山荘]
[唐松岳]
*所在地 … 長野県北安曇郡白馬村、富山県下新川郡宇奈月町
*登山口 … 八方池山荘
*下山 … 八方池山荘
※入山の際には必ず入山届けを管轄の警察へ提出し、経験のない方は必ずガイドと同行ください。初心者のみの入山は絶対にしないで下さい。
※装備 … バックパック、雨具、ダウンジャケット、タオル、着替え、ザックカバー、食糧、持病薬、手袋、サングラス、日焼け止め、携帯電話等