立山 / △260cm / 晴2021.11.30
この時期の立山は別世界です。積雪深が260cmに達する純白の景色はライブカメラ等で予め確認していたとはいえ感動モノ。昨年より4日遅い10/21(木)に初冠雪を記録後、11/12(金)~11/13(土)、11/24(水)~11/28(日)にまとまった降雪がありました。
[立山・浄土山北斜面]
剱御前の南斜面や、雄山、別山、真砂岳の西斜面、浄土山と国見岳の北斜面等、いたるところにシュプールが描かれていました。雷鳥荘前から雷鳥沢に落ちる東斜面(写真)では、張り出した雪庇からドロップインしたスキーヤーが雪煙と歓声を上げながら大きなターンで一気に滑り降りて行きました。
[立山・雷鳥沢]
シュプールの着いていない雪面には幾筋もの風紋が刻まれていました。昨晩から今朝にかけては降雪が無かったもののフカフカの柔らかな雪の層が深くて、ツボ足で歩けば太ももまで埋まるほど。スノーシューかクライミングスキンを付けた板(=スキーやスプリットボード)が必須でした。
[立山・浄土山北斜面]
浄土山北斜面(写真)にはまだ岩の出たところがありましたが、ノートラックの雪面もたっぷり残っていました。白馬村のバックカントリーツアーのガイドさん(写真先頭)が「皆さん、Snownavi さんが撮ってくれてますよ!レポートに載っちゃうかも?」と参加者の皆さんにお話くださいました。
[立山・浄土山北斜面]
*立山黒部アルペンルート は2021年11月30日まで。春営業は2022年4月中旬から。