白馬大池 / 曇晴2020.10.26
今夏はコロナ禍の影響を受けて Snownavi として全体的に取材回数が減りました(泣)。登山レポートについては前回の唐松岳登山から約2ヶ月が経ち、景色はすっかり夏から冬に…。10/24(土)から10/25(日)の未明にかけての降雪により天狗原の湿原は雪原へと変わっていました。
[白馬大池への登山道・天狗原]
とはいえ日中は日差しが温かく感じられ、積もった雪はずいぶんと融けていました。天狗原までの登山道では湿り雪とぬかるみを交互に踏み、天狗原の木道では所々に雪が乗る程度。一方、白馬乗鞍岳東斜面の序盤~中盤(写真)は岩肌と雪面が混在する難所でした。
[白馬大池への登山道・白馬乗鞍岳東斜面]
岩の大きさが一段と増す東斜面終盤(写真)は足を滑らせると大怪我を負いかねないため特に注意しました。その後、12時ちょうどに白馬乗鞍岳(標高2,469m)に登頂。西側から張り出す雲で小蓮華山は辛うじて見えたもののその先にある白馬岳は望めませんでした。
[白馬大池への登山道・白馬乗鞍岳東斜面]
10/17(日)に白馬大池山荘の営業が終わったこともあって白馬大池周辺は静まり返っていました。千葉県からの男性(写真)が「白馬岳に登りたくて来ましたが、大雪渓が通行止めだったため急遽こちらに来ました。明日まで白馬に滞在するのでもう一座登ってみたいです。」とお話しくださいました。
[白馬大池]
[白馬大池]
*所在地 … 長野県北安曇郡小谷村
*登山口 … 栂池自然園
*下山 … 栂池自然園
※入山の際には必ず入山届けを管轄の警察へ提出し、経験のない方は必ずガイドと同行ください。初心者のみの入山は絶対にしないで下さい。
※装備 … バックパック、雨具、ダウンジャケット、タオル、着替え、ザックカバー、食糧、持病薬、手袋、サングラス、日焼け止め、携帯電話、軽アイゼン、ゲイター等