北アルプスブルワリー / 曇2019.09.19
「大町に沸く北アルプスの伏流水を使ってビールを造ったらどんな味になるだろう?」という好奇心と、名産として大町を盛り上げられればという思いから、2018年にクラフトビール「北アルプスブルワリー」が設立されました。そして今年7/8(月)にJR信濃大町駅前の本通り沿いに工場併設のビアパブがオープンしました。
[北アルプスブルワリー・ビアパブ]
開業日に初仕込みされた氷河ペールエールは8月上旬に提供がスタート。ビアパブ内では、ガラス越しに工場内を見ることができ(写真)、仕込みの様子を眺めながら出来たてのビールを味わえます。ちなみに大町市の水は超軟水であり、水道水がモンドセレクションの最高金賞を受賞するほどの素晴らしい水です。
[北アルプスブルワリー・ビアパブ]
カウンター奥の壁には8つのタップ(注ぎ口)が並んでいます。現在は自社製品(氷河ペールエール、氷河IPA、氷河オータムエール)と、近隣のクラフトビール(穂高ブルワリー、白馬ブルーイング)、県外のクラフトビール(富山県の城端麦酒、東京都のT.Y.HARBOR、大阪府のONE’s BREWERY)が提供されています。
[北アルプスブルワリー・ビアパブ]
どれを飲もうかと迷った時は、好きなビールを3つ選んで飲み比べられる「気になる3種類飲み比べSET(写真、1,000円)」がおすすめ。尚、7月下旬に仕込まれたピルスナー(ラガー ※世界のビールの7割を占めるスタイル)は醸造に1ヶ月半~2ケ月かかるため、提供開始が9月下旬になります。
[北アルプスブルワリー・ビアパブ]
水以外の原材料は輸入品が使用されていますが、ゆくゆくは地元産に切り替えるべく、近隣の農業法人と協力して大麦の生産が計画されています。ホップも小規模での生産の実験段階に入っているとのこと。また、ビン製品は11月に販売を始める予定で、今冬には近隣の土産店や道の駅等で購入できるようになります。
[北アルプスブルワリー]
[北アルプスブルワリー]
*場所 … 長野県大町市大町上仲町4136-6
*定休日 … 毎週水曜日
*営業時間 … 平日16:00~23:00、土日祝11:00~23:00
*駐車場 … 無料