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八方尾根 / 曇2019.06.20

19062001_happo梅雨入り以降、日本列島の南方に前線が停滞しています。今朝は麓に薄日が差すもグラートクワッド沿い上部から自然研究路序盤にかけてはガスの中でした(写真)。営業開始当初に閉鎖されていた木道コースは、融雪に伴い現在は序盤から中盤にかけて通行可能です(※終盤はまだクローズ中)。
[八方尾根自然研究路・木道コース]
19062002_happo上空には絶えず雲がかかっていましたが、石神井ケルン近くまで上がると一層目の雲を抜けて視界が開けました。コース脇にはハルリンドウとウラジロヨウラク、ショウジョウバカマ、ミヤマアズマギクが。尚、第2ケルン手前にあるトイレ(写真)は6/18(火)に使えるようになりました。
[八方尾根自然研究路・登山道コース]
19062003_happo八方ケルンを過ぎて約100m登ったところで”ゲッゲッ”という声が聞こえ、すっかり夏毛に変わった雷鳥が姿を現しました!夏季は標高2,000m~3,000mに暮らす雷鳥ですが、こんなガスがちな日は八方尾根自然研究路や八方池でも出会えることがあります。
[八方尾根自然研究路・八方ケルン~第3ケルン]
19062004_happo八方池に乗った残雪は第3ケルン側の斜面に残ったものも含めて少なくなり、解氷まだあともう少し。北アルプスは南北両斜面から湧き上がってくる雲に常に包まれ、望めませんでした。
[八方尾根自然研究路・第3ケルン]
19062005_happo唐松岳を目指す重装備の登山者は朝方に集中し、10時頃になると小さなザックを背負ったハイカーが八方池から少し足を延ばす姿が目立ちました。この時間になっても気温は20℃を下回っており、非常に快適。ただし、八方ケルンを超えた尾根伝いでは吹きあがって来る風がやや強く、立ち止まると汗が冷えて肌寒く感じました。
[唐松岳への登山道・八方池~下の樺]

  

[八方尾根自然研究路 オープン内容]
*営業期間 … 2019/6/1(土)~10/27(日)
*営業時間 … 8:00~17:00
*料金 … 八方アルペンライン往復/大人2,900円、小人1,750円 →早割券で大人2,610円、小人1,580円!(チケット売場窓口での引換の必要なし!ゴンドラ改札口へ直接お持ち下さい)

 

[北尾根高原 オープン内容]
*営業期間 … 2019/7/13(土)~11/4(月)
*営業時間 … 9:00~16:00
*料金 … 北尾根クワッドリフト往復(入場料込み)/大人1,200円、小人840円

 

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