立山黒部アルペンルート / 晴2018.11.29
7時45分現在、立山黒部アルペンルートの玄関口・扇沢駅では雪が舞っていました。明日11/30（金）がラストランとなる関電トンネルトロリーバスから黒部ケーブルカー、立山ロープウェイ、立山トンネルトロリーバスと乗り継いで室堂へ。ターミナルを出るとそこは純白に包まれた真冬の世界でした。
[室堂平]
8時の公式発表気温は-9℃でしたが、風がほとんどなく日差しが強かったので厳しい寒さは感じませんでした。あたりには概してさらさらの新雪が約10cm積もり、その下にやや締まった雪が約20cm。一ノ越に向かう道中では、吹き溜まった50～60cmの雪に足を取られることがありました。
[雄山への登山道]
雄山（標高3,003m）へ向かう人のほとんどがスノーシューやアイゼンを付けていました。昨年のこの時期に比べると積雪量は少ないもののスキーヤー、スノーボーダーもいて、あたりの斜面にはシュプールが見られました。
[雄山への登山道]
一ノ越に着くと強風が吹き荒れており、露出した肌が痛くなりました。しかし山岳風景は格別で、遠くには槍ヶ岳（標高3,180m）を望むこともできました。尚、観光客で賑わっていたミクリガ池は結氷し完全に雪に覆われていました。
[雄山への登山道・一ノ越]
タンボ平では白く染まった木々、朝日を受けてキラキラと輝く黒部湖、ダイナミックに動く雲がこの時期ならではの幻想的な光景を作り出していました。さて、観光＆アウトドアレポートは今回が最終回となります。今シーズンもご覧いただきましてありがとうございました。
[タンボ平]
[立山黒部アルペンルート]
＊場所 … 長野県大町市、富山県立山町
＊営業期間 … 2018/4/15（日）～11/30（金）
＊駐車場 … 扇沢駅：乗用車1,000円/日（無料駐車場有）
＊所要時間 … 白馬村から扇沢駅まで車で約1時間（一般道路）
＊入場無料 ※但し、扇沢から室堂までの交通費は往復大人9,050円、子供4,530円
