雄山 / 晴2017.09.11
9/9(土)は爽やかな風吹く絶好の登山日和に。室堂から雄山(3,003m)にかけての「立山登拝道コース(※上り2時間、下り1時間40分)」は賑わい、週末だったこともあって家族連れが目立ちました。一ノ越までは整備された石畳の道で歩きやすかったですが、一ノ越~山頂間はガレ場の急登になりました。
[一ノ越~雄山]
大小の石、岩が混在する中、浮石や落石に注意しました。登山道には長い列が出来、順番待ちが発生することもしばしば。紅葉シーズンにかけて珍しくない状況なので、いつものコースタイムより多めに見て計画を立てた方が良いと思いました。
[一ノ越~雄山]
一ノ越から30分ほどで三ノ越に到着。小休憩を取って、さらに約30分で雄山頂上エリアに辿り着きました。写真右奥に鎮座する雄山神社が一番高い場所で、中央に見える鳥居から奥は聖域となり、1人500円の参拝料を納める必要があります。立山は富士山(3,776m)、白山(2,702m)と並ぶ日本三霊山の1つです。
[雄山山頂]
11時半現在、雲が多かったものの東には日本三大雪渓の一つ針ノ木雪渓でも知られる針ノ木岳(2,820m、写真右端)や赤沢岳(2,678m、写真中央右)、百名山の一つ鹿島槍ヶ岳(2,889m、写真左奥)といった後立山連峰を望めました。また、眼下には2012年に日本初の氷河に認定されたサル又のカールが広がっていました。
[雄山山頂]
12時半頃になるとあたりは雲に覆われ始め、陽射しが遮られることが多くなりました。雲の切れ間から見下ろせた室堂平は早くも草紅葉で黄色くなっていました。
[雄山山頂]
[唐松岳]
*所在地 … 富山県中新川郡立山町芦峅寺
*登山口 … 室堂
*下山 … 室堂
※入山の際には必ず入山届けを管轄の警察へ提出し、経験のない方は必ずガイドと同行ください。初心者のみの入山は絶対にしないで下さい。
※装備 … バックパック、雨具、ダウンジャケット、タオル、着替え、ザックカバー、食糧、持病薬、手袋、サングラス、日焼け止め、携帯電話 等