栂池自然園｜トレッキングレポート

栂池自然園 / 曇晴2017.07.21

7/19（水）の梅雨明け以降、南から流れ込む湿った空気の影響で雲の多い天気が続いています。今朝も雲がかかって日差しが遮られ、下界の猛暑を忘れる涼しさになりました。白馬大池方面へ向かう登山客が多く、始発のロープウェイはほぼ満員でした。
[栂池自然園・ビジターセンター]
ミズバショウ湿原を散策中に、長野放送（NBS）の番組「PUSH☆」の関係でご来園の、長野県住みます芸人「こてつ」の北村智さん(左から2番目）にお会いしました。快く撮影に応じてくださり、PUSH☆のキメポーズも。本日取材された栂池自然園の様子は7/29（土）の10時45分から放送予定です。
[栂池自然園・ミズバショウ湿原]
園内では引き続き高山植物が花盛り。カラマツソウやミツバオウレン、ゴゼンタチバナ、ワタスゲといった白い花が目立ち、ワタスゲ湿原と浮島湿原では特にイワイチョウ（写真）が多かったです。ガスで北アルプスを望めなかった一方で、足元に咲く瑞々しい花々に癒されました。
[栂池自然園・浮島湿原～ヤセ尾根]
9時半頃のヤセ尾根ではガスとダケカンバが幻想的な風景を作り出していました。南の谷へ落ち込む斜面にはグンナイフウロやハクサンオミナエシ、ハクサンタイゲキが。日中にかけても日差しがなかったことで気温はさほど上がらず、終始園内を快適に巡れました。
[栂池自然園・ヤセ尾根]
各湿原をつなぐルート沿いではコイワカガミやゴゼンタチバナ、ショウジョウバカマといった群生を目にすることができました。10時頃になると夏らしい賑わいに包まれました。
[栂池自然園・浮島湿原～ヤセ尾根]