唐松岳/ 晴2017.06.16
今季1回目の登山レポは唐松岳（2,696ｍ)への日帰り登山です。早朝から好天に恵まれ、丸山ケルン（2,430ｍ）に到着した10時半頃も青空のままで、強い日差しがありました。八方池～丸山ケルン間には雪上を急登する場面がありましたが、それ以降は残雪量がぐっと減り、アイゼンも必要ありませんでした。
[唐松岳登山道・丸山ケルン付近]
雪と土を交互に踏むことになりましたが、勾配は緩やかで涼しい風も吹いて快適でした。唐松岳頂上山荘直前の左側へ迂回する通常ルートは雪に埋もれていたため、尾根上の細いガレ場(写真）を通って山荘へアクセスしました。
[唐松岳登山道]
ここまでくるとまだ白さを残す剱岳（2,999ｍ）をはじめとする立山連峰の大パノラマが一気に広がりました。ちなみに、唐松岳頂上山荘は現在準備中。今シーズンは6/17（土）から10/14（土）まで営業する予定です。
[唐松岳登山道・唐松岳頂上山荘]
山荘を後にし、山頂までの最後の岩場を登っていきます。雪はほとんど残っておらず、雪上を歩く区間はほんの僅か。標高が2,600mを超えるとさすがに風が冷たく感じられ、薄手のジャケットを羽織る登山客の姿もありました。
[唐松岳登山道]
11時40分頃、唐松岳山頂に到着。絶好のロケーションで撮影に興じたり、昼食を摂る姿が見られました。ちなみに登りのコースタイムは、八方池山荘～八方池間で約40分、八方池～丸山ケルン間で約1時間、丸山ケルン～唐松岳頂上山荘間で約1時間、山荘～唐松岳山頂間で約30分の合計約3時間10分でした。
[唐松岳山頂]
[唐松岳]
＊所在地 … 長野県北安曇郡白馬村、富山県下新川郡宇奈月町
＊登山口 … 八方池山荘
＊下山 … 八方池山荘
※入山の際には必ず入山届けを管轄の警察へ提出し、経験のない方は必ずガイドと同行ください。初心者のみの入山は絶対にしないで下さい。
※装備 … バックパック、雨具、ダウンジャケット、タオル、着替え、ザックカバー、食糧、持病薬、手袋、サングラス、日焼け止め、携帯電話、軽アイゼン、ゲイター等
