栂池自然園 / 曇晴2017.06.05
雲の上がり方が早く、9時過ぎから日が陰ることが多くなりました。気温は+8℃と低いままで、冷たい風もあってライトジャケットは必須。ミズバショウ湿原に続き浮島湿原でもホールができ始めましたが、ミズバショウなどの花はまだ見られませんでした。
[栂池自然園・浮島湿原]
園内は大半が雪に覆われています。最奥の展望湿原へのルートは通常と異なり、浮島湿原→銀名水→モウセン池と進んだら左に迂回し、ヤセ尾根→展望台→展望湿原とつなぎます。登山靴やトレッキングシューズで散策できますが、軽アイゼンがあると安心です。
[栂池自然園・ミズバショウ湿原~ワタスゲ湿原]
雪上とあって目線が高くなり、景色が新鮮に感じられました。見慣れた常緑針葉樹のオオシラビソの葉の緑も陽射しを浴びて美しかったです。ちなみに、楠川はまだほとんどが雪の下でした。
[栂池自然園・ワタスゲ湿原~浮島湿原]
ヤセ尾根の急な階段から展望台までの区間は唯一雪がなく、足元には可憐な高山植物の姿が。特にミツバオウレン(写真)の白とコイワカガミのピンクが目立ちました。気になっていたシラネアオイは「咲き始め」でした。
[栂池自然園・ヤセ尾根]
展望台から再び雪上を歩いて1時間半ほどで最奥の展望湿原に到着。木製の舞台は雪の下にあり、ピンク色のリボンで場所が示されていました。北アルプスの稜線には雲がかかっていたものの大雪渓を間近に望めました。
[栂池自然園・展望湿原]
[栂池自然園 オープン内容]
*営業期間 … 2017/6/1(木)~10/31(火)
*営業時間 … 8:00~(※6/17(土)以降早朝営業あり)
*料金 … 栂池パノラマウェイ往復+入園料/大人3,600円、小人2,050円
→早割券で大人3,220円、小人1,820円!
*トレッキングレポート写真元素材をご希望の方へ
*当トレッキングレポートは天候や状況を見つつ週1~2回の更新となります。