紅葉ドライブ / 晴2016.10.31
日に日に冷え込みが強まり、北アルプスの稜線では雪が降ることが珍しくなくなっています。一方、麓では”紅葉ドライブシーズン”真っ盛り。大町市の高瀬渓谷には高瀬川上流に向かって大町ダム、七倉ダム、特定タクシーで行く高瀬ダムと3つのダムが続き、大町ダム周辺(標高850~900m)の紅葉が真っ盛りでした。
[大町ダム(竜神湖)]
七倉ダムまでは赤や黄に色付いた渓谷の中をマイカーで走ることができます。奥へと進むにつれて車窓からは晩秋らしい落ち着いた色合いの景色になりました。その所々には鮮やかな赤を放つカエデがあり、車を停めてカメラを向けるお客様の姿が見られました。
[七倉ダム周辺]
大町市街から国道148号線を10分ほど北上すると、左手に仁科三湖の1つ、木崎湖が見えてきます。西側に位置する小熊山(1,302m)もよく色づき、湖上からボートを漕ぎながら紅葉狩りするのも1つだと思いました。
[木崎湖]
更に白馬方面へ向かって青木湖へ。ここは長野県で最も水深が深く(58m)、日本有数の透明度を誇ります。湖畔の木々が色付き始めており、視線を上げれば赤味を帯びた稜線の向こうに白馬三山を望めました。今日は日差しがあったものの、湖面をさざめかせながら吹き抜ける風は冷たかったです。
[青木湖]
大町市の南側に隣接する池田町には”七色の大カエデ”が美しい大峰高原があります。こちらも車で楽にアクセスでき、赤や黄、オレンジに緑と見る角度によって変化する大木を愛でられました。朝一番を狙えば東方に朝日とともに雲海を望めることも。本格的な冬の到来の前に、紅葉ドライブを楽しんでみませんか。
[大峰高原]