唐松岳/ 晴曇2021.10.19
8時50分の八方池で雲上に抜けましたが、その後は高度を上げてきた雲が登山道に掛かったり解けたりを繰り返しました。八方池までの木道には新雪が乗り、第2ケルン手前や下の樺序盤には大きな水溜まりが。ただし、それ以外の丸山ケルンまでの区間は地面が濡れている程度で歩きやすかったです。
[唐松岳への登山道・上の樺~扇ノ雪田]
扇ノ雪田を越えて少し登ったところで再び雲の上へ。冠雪した白馬三山と雲海(写真)が現れると周囲から「うおぉ、すげぇ!」「雲海も凄くきれいだけど、そこに浮かぶ山も素晴らしいな!」といった歓声が聞こえてきました。
[唐松岳への登山道・扇ノ雪田~丸山ケルン]
神奈川県からのご夫婦(写真)が「1週間かけて、南アルプスから北アルプスの山々を登っています。今日は日帰りで唐松岳に行ってきます。天気が良くて雲海が凄くきれいですね!」とお話くださいました。丸山ケルンでは、時々風が吹く程度で日差しの暖かさが勝りました。
[唐松岳への登山道・丸山ケルン]
葉を全て落としたナナカマドの赤い実(写真)が初冬の景色にアクセントを加えていました。ガスの中を下山する途中にすれ違った複数の方が「この先もガスですか?」と尋ねて来られ、丸山ケルン手前で雲上に抜ける旨を話すと「それは楽しみですね!」「元気が出ました!」と返してくださいました。
[唐松岳への登山道・扇ノ雪田]
[唐松岳]
*所在地 … 長野県北安曇郡白馬村、富山県黒部市
*登山口 … 八方池山荘
*下山 … 八方池山荘
※入山の際には必ず入山届けを管轄の警察へ提出し、経験のない方は必ずガイドと同行ください。初心者のみの入山は絶対にしないで下さい。
※装備 … バックパック、雨具、ダウンジャケット、タオル、着替え、ザックカバー、水・食糧、持病薬、手袋、サングラス、日焼け止め、携帯電話等